どうも、のんきゃんです。
キャンプで必ず行う撤収作業。これはもう、一大イベントですね。
しかし、ニガテな方も多いはず。
気がつけば時間が足りない、ギリギリになった。など良くあります。
・もう少し効率よくできないかな。
・ラクな方法はないかな。
という悩みを持った方も居られるのではないでしょうか。
そんな、めんどくさい撤収をラクにするポイントと小技をご紹介します。
ラクな撤収のための前準備
天気をチェックする
キャンプに行く前、天気予報をチェックする方も多いと思います。
せっかくなので、撤収をする時間の天気もチェックしておくと良いです。
ある程度の予想がついていれば、必要なものと時間がみえてきます。
雨キャンプの撤収は、こちらをご覧ください。
出発前にスマホで車のトランクを撮影
キャンプの前と後で荷物の積み方が変わっていませんか?
しっかりとバランスを考えながら積みこむことが多いキャンプ前と、時間を気にしながら積みこむキャンプ後では、置き場所が変わりがち。
そこで、出発前にキレイに積みこんだ荷物を撮影しておくと、写真を見て撤収できるので効率がイイです。
後から見直すと思い出にも。
起きてから撤収は始まる!
チェックアウトの時間を確認
キャンプの撤収は、朝からはじまります。コーヒーでも飲みながら
チェックアウト時間の確認をし、だいたいの開始時間とプランを立てると良いです。
この時のポイントは時間ギリギリなプランを立てないこと。
うまくいかないことがあっても落ち着いて対応できるスケジュールにしましょう。
寝具を干す
朝の寝袋やマットは、意外と濡れていることが多いもの。
車のドアやワンタッチタープの骨組みなどを利用して干しておきます。
紐を使って、木やポールなどに干してもOK。専用のコードリールもありますよ。
朝食はしっかりと、カンタンに!
エネルギーを使う撤収作業の前は、しっかりと食べておきたいところ。
しかし、片付けものを増やしたくないのも事実。そこで、効率よく朝食を作りましょう。
料理はバーナーで作る
時間が気になる朝は、バーナーがおすすめ。
炭を使わないので、準備と片付けがラクラク。
安定した火力も得られ、短い時間で料理できるのもメリットです。
炭や薪の場合は、火消し壺が便利
写真:火消し壺(ロゴス)
炭や薪は、火がついたら中々消えません。
ホームセンターでもよくみかける火消し壺は、炭や薪を火がついたまま中に入れ、ふたをするだけ。
安全に消火をおこない、燃えつきる時間をなくしてくれます。
さらに、薪や炭はまた使用できるので、コスパ抜群!
お皿にはラップ
お皿をよごしたくない時に、ラップは役に立ちます。
全面に敷いておくと、丸めて捨てるだけなので、洗う手間がはぶけます。
残った料理も包んで持って帰れる優れもの。
朝はホットサンドが何かとラク
ホットサンドメーカーは、くずを落とし、拭きとるだけで結構キレイになります。他のクッカーと比べ洗いやすいのでおすすめ。
料理工程もカンタンで、のせるだけのものが多いので、時間が気になる朝にはピッタリ。
レシピによってハイカロリーな朝食まで作れるので、カンタンでしっかりと食べることができます。
参考レシピはこちらをご覧ください。
撤収をはじめる
基本的に以下の順で片付けると効率が良いです。
1)クッカーやカトラリー、たき火台
2)テント内とテントの乾燥
3)リビングと小物
4)テントとタープ
1)クッカーとカトラリーを洗う
乾かす必要がある洗いものからはじめます。
下水処理設備が整っていないキャンプ場も多いので、ティッシュやキッチンペーパーを使い、できるだけ油は落としてから洗いましょう。
ドライネットが便利
洗い終えた食器を乾かすのに便利な用品がこちら。
洗ったものを軽く拭き上げ、これに入れて下げておくだけ。
撤収の合間に乾いているので、あとは片付けるだけです。
油よごれが気になる場合
無理せず、持って帰ってキレイに洗うのも一つの手。
ほとんどのキャンプ場はお湯が出ず、キレイによごれを落とせません。
そんな場合は、アルコールスプレーやウエットティッシュでサッと拭き、持ち帰ってキレイに洗うのも良いです。
また、その場で完結させたい方は、お湯を沸かしておくのも良い方法です。
たき火台、BBQグリルを洗う
クッカーやカトラリーの他に、洗って乾かしておく必要があるものがもう一つ。
たき火台やグリルです。
キャンプ場によっては、専用の洗い場があるのでそこで洗いましょう。
ない場合は、持って帰り洗うか、油や炭を十分に拭き上げるなどし、帰って水洗いします。
洗い終わったたき火台やグリルは、受皿を外した状態で再度組み立て、日なたに置いておくと場所をとらず乾燥できます。
アミのよごれは焼ききる
BBQあとのアミ洗い、めんどくさくないですか?
そんな時は、まだ炭や薪の火があるうちに焼ききっておくと洗うときラクです。
忘れてしまった場合や火が足りない場合は、バーナーを使ってよごれを落とすといいですよ。
アミの上にアルミホイルをかけて下から火をあてると早く落ちます。
灰の片付けをラクに
炭や薪は、前日に燃やしきっておくと撤収時の消火作業がはぶけます。
しかし、その後の処理が意外とめんどくさい。
そこで、アルミシートを火床に敷いておけば、取り除くだけなのでぐっとラクに。
ポイントは、一般的なアルミシートだと破れてしまうので、厚手のものを準備すること。
グリルやたき火台が汚れにくいうえに、丸めて捨てるだけなのであっという間に片付けられます。
2)テント内の片付けと乾燥
テント内の片付け
洗いものが済んだらテント内の片付けです。
マットや寝袋などを収納します。
テント内の荷物は外に出し、チェアやテーブルの上など置けるところに。
掃除には、電源不要のホウキとちり取りが使い勝手良いです。
乾燥
気温差や夜露で生じる、テント内外の結露や水滴をそのままにしておくと、カビやダメージのもとに。
しっかり拭き取り、乾燥させておいた方が良いです。
テント乾燥のラクな手順は
・テントの窓を開けて風通しを良くする。
・テントの結露や水滴を拭き取る。
・時間のゆるす範囲で、自然乾燥。
ドーム型であれば、テントをひっくり返して日なたに置いておくと乾燥が早いです。
おすすめテント拭き取りアイテム
テントは拭きとる範囲も広いので、何枚も布が必要になります。
コレなら、一枚でしぼれば何度も吸収してくれるのでおすすめです。
3)リビングと小物
リビングを片付け。テーブル小物系のアイテムを収納します。
キレイでラクに収納する方法は、一度集めてアイテムを片付ける場所を決めること。
・一度テーブルの上にランタンやバーナーといった小物系アイテムを集めます。
拭き取りが必要な場合はここでやります。
・ひと通り集めたら収納ボックスやカゴなどに入れていきましょう。
ポイントは、どこに何を片付けるかを決めておくこと。
キッチン系や掃除系など、ジャンルで分けるなどの工夫をやっておくと、次回のキャンプもサッとアイテムを取ることができ、片付けもラクになります。
4)テントとタープ
片付けが終わった広々としたスペースで、テントとタープは片付けるとラクです。
急な天候不良に対応できるよう、テント→タープの順で片付けるとスムーズ。
ペグは抜いたら、ペグ同士で土を落とし、乾拭きして片付けると良いです。
トランクへ
片付けが完了し、荷物をまとめたらトランクへ。
上手に積むコツは、バランスとすき間を使い安定性を意識することです。
縦長なものはサイドに、箱系のものは中央に置くなどし、バランスをとります。
空いたすき間を、寝袋や着替えなどの柔らかいもので埋めると移動中も安定します。
積む時も、どこに何を置くのかを決めておくとスムーズ。
最後に…
全ての作業が完了したら、最後にやっておきたいことが。
掃除と整地です。
・ごみの回収忘れはないか。
・忘れものはないか。
・灰や炭が落ちていないか。
・ペグをさしていた地面がキレイか。
・チェアやテーブルなどの跡が地面に残っていないか。
など、確認、掃除、整地を行いチェックアウトしましょう。
来た時よりも美しくを心がけ、誰にとっても最後まで楽しいキャンプにしたいものです。
では、楽しいキャンプを♪